書名 |
「死にたい」気持ちをほぐしてくれるシネマセラピー上映中 精神科医がおススメ自殺予防のための10本の映画 |
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著者 | 高橋 祥友∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 晶文社 | |
出版年 | 2012.2 | |
ページ数 | 162p | |
大きさ | 21cm | |
ISBN |
4794967748, 9784794967749
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内容紹介 |
精神科医が選んだ適切な映画を観ることで自殺に関する適切な知識を与え、自殺の現実を感じたり、客観的に捉えたり、遺される人やその後の状況などを考えたりすることで新たな視点を提示し、「死にたい」気持ちをほぐしてくれる。
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目次 |
開幕 解説編 自殺の実態 (1)日本の自殺 (2)世界との比較 (3)自殺予防の基本概念 ①自殺予防の3段階 ②メディカルモデルとコミュニティモデル (4)自殺の危険因子 ①自殺未遂歴 ②精神疾患 ④性別 ⑤年齢 ⑥喪失体験 ⑦性格 ⑧他者の死の影響 ⑨事故傾性 ⑩児童虐待 (5)自殺にまで追いつめられた人の心理 ①極度の孤立感 ②無価値感 ③強度の怒り ④窮状が永遠に続くという確信 ⑤心理的視野狭窄 ⑥諦め ⑦全能の幻想 * シュナイドマンの立方体モデル (6)対応の原則:「自殺したい」と打ち明けられたら ①誰でもよいから打ち明けたのではない ②生と死の間で激しく揺れ動いている ③時間をかけて訴えを傾聴する ④沈黙を共有してもよい ⑤してはならないこと ⑥悩みを理解しようとする態度を示す ⑦十分に話を聴いたうえでほかの選択肢を示す ⑧いつも「自殺」の話題から打ち明けてくるわけではない (7)治療の原則 ①どのように医療につなげるか ②治療継続の必要性 ③治療の流れ (8)事例 まとめ 本編 映画に描かれた自殺の危険 1.家族内に起こった問題がさざ波のようにほかの家族にも影響していく――『普通の人々』 2.どうでもよいと思えるような人生でも、視点を変えればさまざまな達成が――『素晴らしき哉、人生』 3.生きる意味をもう一度見直す――『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』 4.私は何のために生きているのだろうか――『道』 5.すべてを失ったかに思えた人生で、唯一救いの手を差し延べてくれたのは――『リービング・ラスベガス』 6.酒だけが今の苦しみを和らげてくれる――『失われた週末』 7.私が生きている意味は何なのか:思春期の葛藤――『17歳のカルテ』 8.私の最期を見届けてほしい――『桜桃の味』 9.家族の期待に圧倒される――『いまを生きる』 10.あり余る才能に潰される――『シルヴィア』 閉幕 推薦図書
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キーワード | 精神医学 自殺予防 映画 |
所蔵館 | 所蔵場所 | 請求記号 | 資料コード | 種別 | 備考 |
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図書館 | 一般46~53 - 一般48-1 | 778/T 8 | 100026262 | 一般図書 |
貸出できます
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