戦乱の日々に明け暮れた戦国時代。戦いの渦中でも、甲冑具足・装束・旗印・城郭などは、自己を象徴するものとして存在した。また、茶道・囲碁・絵画などの文化を育んでいた戦国大名の宝物を掲載し、その素顔に迫る。

内容:甲冑具足 伝統美の継承と斬新な具足の創出 須藤茂樹著. 装束と調度品 戦場を彩った陣羽織、武器・武具 須藤茂樹著. 旗印 戦国大名の旗印 小和田哲男著. 狩野派の絵画 激動の時代、永徳から山楽そして探幽へ 山下善也著. 読書と漢詩 武将たちはどのような本を読んでいたか 小和田哲男著. 戦国大名と茶道 織田信長の茶道具 谷端昭夫著. 囲碁・将棋 武家社会で愛好された囲碁・将棋 増川宏一著. 城郭 今に残る近世城郭の魅力 三浦正幸著. 合戦図屛風 史料としての戦国合戦図屛風 金子拓著. 井伊家の遺宝 譜代大名筆頭・井伊家十四代の名品 古幡昇子著