日常の中でふと感じる孤独はどこからやってくるのか。孤独をいかに愉しむか。孤独に向き合った作家の評論や、冒険や山小屋生活から得た知見など、総勢17名の著者が贈る、各人各様の孤独論。

内容:仏陀に学ぶ、単独者としての作法 齋藤孝著. 孤独と追放 中条省平著. 永井荷風 奥本大三郎著. 孤独の詩を読む 南條竹則著. サン=テグジュペリ 鈴木雅生著. 三木清と孤独 岸見一郎著. ソロー『森の生活』が語りかける声 新元良一著. 孤独の哲学者ニーチェ 適菜収著. 孤高の俳人 尾崎放哉と種田山頭火 下重暁子著. "孤独"を取り込み、自由に生きる 岸惠子著. 引きこもり作家のリアル 田中慎弥著. 「意識の孤独」の手綱を引いて生きる 高村友也著. 隠遁者の孤独 林望著. 孤独のゾンビ映画論 荒木飛呂彦著. ジョン・ル・カレが描くスパイの孤独 石戸諭著. サピエンス 吉川浩満著. 単独行がもたらす究極の孤絶 角幡唯介著